プロジェクト
交通事故リスクに対して、リサーチアンドソリューションでは、ドライブレコーダーを活用した事故削減サービス「車録(シャーロック)」を提供し、企業や自治体における交通安全を支援してきました。専門分析官が動画を1件ずつ確認し、危険運転を抽出、注意喚起を促すレポートを毎月作成するもので、導入企業からは高い評価を得ています。一方、通信機能がなく、SDカードでのデータのやり取りが煩雑で、かつ、即時データが取得できないこと、PCへのアプリのインストールが必要なことが運用上のデメリットに。そこで、外部パートナーと協業し、車録サービスの強化を進めてきました。
新たなドライブレコーダーの本体には、画像認識AIを搭載。さらに、分析システム内に危険検知アルゴリズムAIを組み込みました。これらにより、車両や歩行者、車線、ドライバーの顔の向きや目の開閉を検知します。また、通信機能を有していることから、リアルタイムでドライバーへの注意喚起ができるようになります。今後は高齢ドライバーが多い介護事業者を中心に、導入先の拡大を図ります。