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社長メッセージ

株主の皆さまへ

株主の皆さまには、益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。この度の事業報告書「第14期 Business Report」をお届けするにあたり、皆さまの日頃のご支援とご協力に対し、厚く御礼申し上げます。
私どもは、2018年9月に2025年ビジョン・中期経営計画を策定し、スローガンとして掲げた「社会価値創造企業」の実現に向け、この計画に基づいた経営を実践し、着実に成長しております。その結果、8期連続で増収・増益(営業利益)となり、売上高・利益とも過去最高を達成することができました。これもひとえに皆さまのご支援の賜物と感謝しております。株主の皆さまには、今後ともより一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

国内・海外とも堅調に受注し、増収・増益を継続

国内市場におきましては、ひき続き防災・減災関連のハード・ソフト対策業務、道路・河川・港湾等の維持管理業務、首都圏における再開発業務の受注が堅調に推移するとともに、地方創生関連の業務の受注も堅調に推移いたしました。
このような状況のなか、当連結会計年度における国内市場の受注高は、426億13百万円(前連結会計年度比18.0%増)となりました。
海外市場におきましては、フィリピンやインドネシア等、需要の高い開発途上国でのインフラ整備を中心とした事業が堅調に推移し、海外市場の受注高は457億46百万円(前連結会計年度比23.4%増)となりました。
これらの結果、当連結会計年度の業績につきましては、受注高は883億59百万円(前連結会計年度比20.7%増)となり、売上高は632億10百万円(同18.8%増)、営業利益は24億24百万円(同22.1%増)、経常利益は20億69百万円(同13.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は13億44百万円(同30.1%増)となりました。

強化方針の推進により、
事業創造・拡大を着実に推進

2025年の目標である売上高700億円、営業利益30億円を目指し、特に、中期経営計画で定めた強化方針の推進により、当期では、事業創造・拡大に向け、次に示すような成果をあげることができました。
「インフラ整備・保全」では、橋梁の維持管理のマネジメントを最適化する支援サービス「橋梁維持管理計画最適化システム」を開発し、自治体の効率的かつ効果的な公共施設マネジメントの支援を推進しております。
「防災」では、東京都奥多摩町において、同町との協働による社会実験として、昨年4月より導入している「土砂災害警戒情報支援システム」や本年9月より設置している「AI付水位監視カメラ」により、要配慮者利用施設の管理者や住民の皆さまへの避難誘導に関する情報提供の支援を行うとともに、同施設での具体的な避難行動の訓練を行い、実効性の検証を行いました。今後も、地域の皆さまの安全・安心の実現に向け、効果的な防災行政の支援に取り組んでまいります。
「交通(高度化・総合化)」では、㈱南紀白浜エアポート様と連携・協働して、海水浴・花火シーズンにおける和歌山県白浜町およびその周辺地域の交通渋滞対策を提案・実施し、対策の実施効果および今後の渋滞緩和に向けた提言を行いました。今後も紀南地域における「地域全体の課題解決」、「地域価値の向上」に取り組んでまいります。
「地方創生」では、神奈川県開成町において酒蔵の再生に向け自主事業を実施している㈱瀬戸酒造店にて醸造した日本酒が、海外の日本酒コンテストで続々と受賞いたしました(本誌14ページ参照)。今後も、地域のブランディングに向けた取り組みとともに、その土地ならではの魅力を最大限に活かした地域貢献活動を推進し、"魅力ある地域づくり"と"持続可能な地域づくり"による価値向上を目指してまいります。
「海外新規開拓」では、鉄道事業を中心に開発途上国でのインフラ整備に関わる総合事業に参画しております。また、中南米の拠点としてパナマ国に現地法人OC Latin America,S.A.を本年9月に設立するとともに、フィリピン国PRIMEX社の株式取得契約を締結し、農業、水資源、教育、医療分野等を中心とした事業の拡大や、周辺諸国への展開の強化を図るなど、今後も海外市場の拡大に向けた海外拠点整備もあわせて推進してまいります。

ミッションの実現に向け、
より一層の社会貢献を推進

当社グループは、グループ全体のブランド力をより一層向上させ、効果的な事業拡大、人材獲得・育成を推進するため、2018年12月25日より、商号を「株式会社オリエンタルコンサルタンツホールディングス」に変更いたしました。
私どもは、2025年ビジョン・中期経営計画を着実に推進し、「社会価値創造企業」に向けて更なる成長を目指すとともに、当社のミッション(使命)である「世界の人々の豊かなくらしと夢の創造」の実現に向け、より一層の社会貢献を果たしてまいります。