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歴史を感じさせる建物が印象的なルアンパバーン。

日本政府は2020年12月、ASEAN地域でのスマートシティの実現に向けた支援策として、Smart JAMP※を発表しました。その第1号案件が、ラオス国ルアンパバーン市のマスタープラン策定業務です。ユネスコにより世界遺産登録されている同市は、豊かな自然に囲まれた人口10万人ほどの地方都市。歴史的な建築が残る街並みが魅力です。一方、2021年末に開通予定の中国ラオス高速鉄道により観光客の大幅な増加が予想されており、環境破壊や景観の毀損・ゴミの問題が懸念されています。そこで、日本の技術導入により、地域の課題を解決するスマート化計画を推進します。
オリエンタルコンサルタンツグローバルは2019年10月、地球環境・スマートシティ部を新設し、世界各国で関連事業を展開してきました。2021年度のSmartJAMP事業では、国土交通省から6つの案件を受注。インドネシア国ジャカルタ、タイ国バンコク、フィリピン共和国セブ、カンボジア国プノンペンで、スマートシティ化に取り組みます。

※Smart JAMP…Smart City supported by Japan ASEAN Mutual Partnershipのこと。日本とASEANの相互協力による海外スマートシティ支援策を指す。