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プロジェクト

地方創生

再生可能エネルギーの開発を支援地熱発電の新たな可能性を引き出す

グリーン水素製造実証プラントの全景。地熱井と周辺用地は地域協力のもと、大分地熱開発㈱が開削。

㈱アサノ大成基礎エンジニアリングの子会社である大分地熱開発㈱は、2013年の設立以来、九州地区にて地熱発電を中心とした再生可能エネルギーの開発と、自社での発電事業に取り組んでいます。2024年には、自社の発電設備が建設段階に到達。今後は機材調達や建設施工、試運転を経て、2027年以降に事業開始する予定です。

それらに先立ち、野矢第1・第2発電所を用いて、㈱大林組および清水建設㈱のそれぞれと、国内では初となる「地熱資源を活用した水素製造」に関わる実証試験を進めてきました。カーボンニュートラルによる脱炭素社会の実現に向け、利用段階でCO2が排出されない水素が、次世代エネルギーの有力な候補となっています。特にグリーン水素においては、製造過程でも炭素が発生しないため、CO2の大きな削減が見込めます。本プロジェクトは先鋭的な取り組みとして、県内からも強い期待が寄せられています。近年では、グリーンエネルギーを活用した自然災害に強いまちづくりにも力を入れており、「モビリティ蓄電システム」による生活基盤の支援について、九重町にて実証実験を行っています。