プロジェクト
2021年、㈱オリエンタルコンサルタンツは石川県野々市市より「北国街道まちづくり基本計画策定業務」を受託しました。同計画では、かつて宿場町として栄えていた旧中心市街地のにぎわい創出や人流の増大、街道沿いの古民家の保全と復活を目指しています。目的達成の手段として、2023年4月には、㈱中央設計技術研究所が市に代わって拠点施設「野々市市郷土資料館」の運営管理を担い、計画から実施までOCグループが連携して地域の創生に取り組んでいます。なお当館は「無料貸与」案件のため、市から指定管理料の提供はなく、そのため、運営管理費用の確保と人的交流の一助として、自主事業にて飲食業を行っているほか、野々市市で唯一のオリジナル清酒「猩々」の物販も開始しました。また、金沢工業大学と産学連携で、郷土資料館や市内の史跡・遺産をVR技術で再現する取り組みも行っています。第一段階として、かつての生活風景を郷土資料館の建物を用いて再現し、アバターが説明する機能を造成中。次段階では、市内の史跡や歴史遺産を回遊し、タブレットを用いて往年の姿を可視映像で実感できる仕組みを構築していきます。