プロジェクト
砂蒸し風呂や温泉で知られる指宿市は、地熱エネルギーが豊富な地域。㈱アサノ大成基礎エンジニアリングは、地熱発電を基軸とした新事業を自治体とともに検討してきました。
収益事業である発電と、地場産業である農業の融合による新たな業態を創出。雇用創出や地場産業育成機会の拡大というさまざまなメリットが期待できます。現地に、発電事業を行うSPC(特別目的会社)と農業を行う㈱プラウを設立。地熱発電の余熱を利用したハウス栽培によってマンゴーなどを生産し、地産地消を実現します。同社の施設を地域の方々に有効活用していただき、農産物のブランド化を支援するなど、CSR版重点化プロジェクトとして進めています。すでに発電事業に着手し、地熱井掘削を開始しました。また、試験的なマンゴーの収穫も完了。収穫祭には市役所の方々、JAいぶすきの方々など地元関係者が参加し、定期的な勉強会では情報共有がなされています。