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プロジェクト

地方創生

地域のコスト負担なしでインフラ保全に貢献。 農業用水路を改修した小水力発電。

中山間地形が多い岐阜県は、水力発電に適しているにも関わらず未開発エネルギー量は全国1位。特に山間部は、未利用の小規模河川や農業用水路が多く、小水力発電事業のポテンシャルが高い地域です。本事業では、老朽化した既存の農業用水路を活用することで建設コストを抑え、改修費を小水力発電事業の収支計画に見込むことで、地域との連携を実現しました。
事業主体は飛島建設㈱と㈱オリエンタルコンサルタンツによる共同企業体で、土地水路管理組合や生産森林組合が連携します。発電所の建設・運転費用は2社が出資・負担。2016年4月の運転開始から20年間、事業を実施。発電した電力は全量を売電。関係者との調整や許認可は中津川市に支援いただきました。地域の経済的負担なしで老朽化した既存のインフラ保全に貢献。地域と民間企業がwin-win関係を構築する新たなモデルとなりました。

平石小水力発電所の完成式には、多くの地域住民が集まった。