プロジェクト
砂むしで知られる指宿市は、指宿温泉など数多くの温泉や、国内第7位の規模を持つ九州電力山川発電所を有するなど、地熱エネルギーが豊富な地域です。
指宿市では、平成27年に「指宿市温泉資源の保護及び利用に関する条例」を制定し、温泉資源の保護、将来にわたる持続可能な活用ならびに地域の産業振興等を図ろうとしています。
㈱アサノ大成基礎エンジニアリングは、これまで培ってきた地熱発電、バイナリー発電の技術を活かし、指宿市で地熱発電事業に着手します。
また、地熱発電には利用できない、やや温度の低い熱水・蒸気を温室ハウスの熱源に利用して、地元農産物の栽培にも取り組みます。
CSR活動として、ハウス栽培の現地見学会や収穫体験イベントを開催し、地元農産物のPRや食の重要性を体験する機会を創出する予定です。
期待のコトバ 豊留悦男 指宿市長
指宿市は、豊富な地熱エネルギーを市と市民の共有財産として保護するとともに、市民のニーズに合わせて有効に利用することを目指しています。本プロジェクトは、「地熱の恵み」を市民に還元する地熱発電事業であり、エネルギーの地産・地消、地元農産物のブランド力向上、雇用創出につながるものと期待しています。