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プロジェクト

DX事業

フィリピン・マニラにおける3つの鉄道事業をDXで支援

マニラ首都圏地下鉄駅のVR空間イメージ

近年、海外のインフラ整備において、設計や施工監理のみならず維持管理や防災、研修、利用者サービスなどあらゆる工程に対してDXの活用が重視されています。交通渋滞が深刻なフィリピンの首都マニラでは円借款により、フィリピン初の地下鉄建設事業、南北通勤鉄道事業、そしてマロロス-クラーク鉄道事業の3つが進行中です。また、JICAによる鉄道人材を育成する「フィリピン鉄道訓練センター(PRI)設立・運営能力強化支援プロジェクト」も進めています。オリエンタルコンサルタンツグローバルは、これらに取り組む共同企業体の代表企業として各プロジェクトに参画しています。

今回の事業では、VRによるBIMデータの利活用の高度化とDXによる新サービス創出のための検討を行っています。鉄道建設事業においては、駅舎や設備などに関するBIMデータを作成。また、技術協力プロジェクトでもこのデータの活用を検討しており、VRを用いた職員研修の実施や、開業後の運営・管理にもVRを活用することを想定しています。オリエンタルコンサルタンツグローバルでは、今後もフィリピン運輸省と密に連携しながら、さまざまな場面でのDX化の実現を推進していきます。