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プロジェクト

海外総合事業

【モンゴル国】新ウランバートル国際空港建設事業

6つの搭乗橋を備えており、年間200万人の乗降が可能。

モンゴル国の首都・ウランバートルにはもともと国際空港がありましたが、地理的な制約により十分な離発着回数と安全性が担保できず、就航率は極めて低い状況でした。そこで、「新ウランバートル国際空港」を円借款を活用して建設することに。設計から開港後の運営まで日本企業が携わる“オールジャパン”体制による一大プロジェクトとなり、オリエンタルコンサルタンツグローバルは設計と施工監理を担当しました。

施工時の搬入・搬出土量を最小限にし、施設内のエネルギー使用量を抑えた構造にすることで、環境負荷に配慮。また、ユニバーサルデザインをコンセプトに、視覚・聴覚が不自由な方が使いやすい案内サインや、車いす利用者用トイレなどを設置しました。階層の移動が生じない導線により、旅客の負担も最小限となるよう工夫されています。

本事業はモンゴル国でも高く評価され、長年従事した前田公博プロジェクトマネージャーには、モンゴル国大統領より「ナイラムダル(友好)勲章」が授与されました。