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【ベトナム社会主義共和国】急増する交通量に対応するため、環状3号線の一部区間を整備

西区間開通式でのテープカット。

ベトナムの国内交通における道路への依存度は非常に高く、交通量が急激に増加しています。特に複数の主要幹線道路が交錯するハノイ市における状況は深刻で、同市に流入する交通の抑制、市内の渋滞緩和、周辺地域間の交通の円滑化のため、環状3号線が整備されてきました。オリエンタルコンサルタンツグローバルはJVの幹事会社として、同環状道路のタンチイ橋を含む南区間の計画から施工監理までを、またマジック交差点からタンロン南交差点までの西区間(5.4kmの連続高架橋)の施工監理を実施しました。2020年10月11日に西区間の開通式が行われ、開通式には、チュオン・ホア・ビン副首相、グエン・バン・テ交通運輸大臣、山田滝雄駐ベトナム特命全権大使、清水曉JICAベトナム事務所長他が臨席されました。本区間の開通により、従来の交通渋滞の緩和と共に、ハノイ市の空の玄関口であるノイバイ国際空港から都心部への移動時間短縮が期待されます。