プロジェクト
民間企業における社用車の事故増加に加え、自治体の公用車事故も増加傾向にあります。柏市ITS協議会に参画していたオリエンタルコンサルタンツは、当時公用車事故が増加傾向であった柏市に対し、約200台の公用車にドライブレコーダーを設置し、安全運転を支援するサービスを提案し、実施しました。その結果、ドライバーのヒヤリハットは1/3に減少し、公用車の事故を36%削減できました。また、「車録」によるドライバーへの安全教育だけでなく、取得した急減速位置などのビッグデータを活用したヒヤリハット箇所の抽出と、ヒヤリハット多発箇所に対する植栽剪定など道路施設の改良を行いました。さらに、小学生を対象とした安全教育コンテンツの提供やヒヤリハットマップの作成による市民との共有など、幅広いアプローチを提示しました。当初は試験的な導入でしたが、成果が認められ2016年度より業務として正式受注。今後はドライバーの安全、交通事故防止、防犯という3つの目的を掲げプロジェクトを推進していきます。