プロジェクト
2021年7月、オリエンタルコンサルタンツとIntelligence Design㈱は、エッジAIカメラ「IDEA counter」を活用し、道路空間の状況をモニタリングする実証実験を神戸市三宮で行いました。
国土交通省が目指す、人中心のウォーカブルなまちづくりを進めるためには、人と車両が通行する空間の検討が必要です。そこで、まずは現状を把握するべく、路上の駐停車車両の実態調査と、歩道空間での歩行者の観測調査に着手。2つの調査を効率的かつ正確に実施するため、エッジAIカメラでの自動計測を進めるプロジェクトを立ち上げました。
この実証実験では、路上駐停車の台数や場所、時間を計測しました。また、歩行者の属性別通行量や滞留・滞在時間、それらの時間帯別の変化を観測し、道路空間上でのにぎわいの様子や駐停車の需要について、オンライン上で評価していきました。
今回の実証実験の結果をふまえ、評価指標の自動計測をより高度化し、まちづくりにおけるDXを推進します。