プロジェクト
三重県多気町において2021年7月、高速道路のインターチェンジに直結する全国初の民間施設「VISON」がオープンしました。そして、これをきっかけに地域課題を先端技術で解決していくため、多気町など、6つの自治体とともに、「三重広域連携スーパーシティ構想」を進めています。オリエンタルコンサルタンツは2014年から「VISON」に携わっており、この構想の検討に事務局統括として参加しています。
今回の構想は、デジタル化・ICT化によりシームレスなサービス提供を実現し、地域課題を解決していくことが目的。例えば、行政や公共交通、医療など、あらゆるサービスを共通のIDに紐づけ、住民は“手ぶら”でサービスを受けられる未来を目指しています。また、「オンデマンド医療MaaS」の実現も視野に入れており、実証実験も実施。通信用・診療用機器を搭載した車両が患者の自宅付近まで訪問し、オンライン診療が受けられる仕組みを検証しました。
今後も、さまざまな地域課題を官民連携で解決するべく、プロジェクトを着実に進めていきます。