プロジェクト
アサノ大成基礎エンジニアリングは2013年、子会社として大分地熱開発㈱を設立し、大分県玖珠郡九重町で、地熱発電を中心とした再生可能エネルギーの開発と発電事業に取り組んでいます。2019年には地域の支援を得て、2つの発電所の建設・操業が可能であることを確認しました。しかし、発電事業は2024年以降の実施となるため、これまでの実績と経験を活かし、再生可能エネルギー開発事業を支援するコンサルタント業務や、㈱大林組と清水建設㈱がそれぞれ進める水素製造実証試験に参画。カーボンニュートラルに向けた取り組みを始めました。
2021年7月に㈱大林組と共同で「地熱発電利用グリーン水素製造プラント」の運転を開始しました。国内で初めて、次世代エネルギーである水素をCO2排出がほぼゼロの地熱発電の電気で製造し、供給先までの配送プロセスを制御する実証試験を行います。
今後も、地下深部岩盤の調査技術とノウハウを活用しながら、地域創成に向けた再生可能エネルギー事業を展開します。