プロジェクト
アンゴラ国ナミベ州にて、ナミベ港の竣工式が開催されました。式典には、リカルド運輸大臣、カルロスナミベ州知事、澤田 駐アンゴラ特命全権大使、宮本 JICA アンゴラ事務所長をはじめ、多くのご来賓の方々に参列をいただき、盛大なものとなりました。
1958年に建設されたアンゴラ国南部地域最大の港であるナミベ港は、その後30年にわたる内戦の影響で維持管理や整備が遅れ、老朽化が進行。本事業では、同港の岸壁の修復、コンテナヤードの舗装、冷凍・冷蔵用コンテナの保管施設の改修を行いました。
改修により荷役作業の効率化と安全性が向上し、今後は豊富な鉱物資源の輸出拠点として同国の経済発展に寄与する他、生活物資の多くを輸入に頼っている国民に、安定して物資を供給する物流拠点となることが期待されています。