プロジェクト
経済成長に伴いエネルギー需要が逼迫する東南アジアで、地中熱を利用したヒートポンプは大きな可能性を秘めています。国内で培った地下水調査/ヒートポンプ導入技術を活用して快適な生活環境の創造を目指します。
新型地下水流向流速計は観測井戸内での計測が可能となりました。このような水理試験技術を駆使して地下水の流れを計測して帯水層の性状を詳しく調べたうえで数値解析等を用いて地中熱の利用可能性を評価します。
また、地下水が流れる量や速さに基づき最適な地中熱ヒートポンプシステムを設計・導入することで、システム効率を向上することができます。夏冬の冷暖房需要が見込めるベトナム・ハノイで実証実験を行う予定です。