プロジェクト
日本の約4倍の国土を有するモンゴル国の道路延長は約49,000km。旅客輸送の約98.5%を担い、貨物輸送では鉄道に次ぐ輸送手段として、重要なインフラ施設に位置付けられています。近年、急速に老朽化が進み、補修・補強の需要が高まっています。ところが、橋梁の計画的な維持管理が行われていないうえに、高度な専門知識に乏しいなど、職員の育成が喫緊の課題となっていました。本プロジェクトでは「橋梁維持管理サイクル」という概念の普及、マニュアル・ガイドラインの整備を含めた技術移転とともに、人材育成の支援を実施しました。