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プロジェクト

海外総合事業

[インド国]道路橋の損傷調査を行い、今後必要となる補修・補強の需要を推定。

シュミットハンマーによる橋脚の強度確認の様子。近接目視により、数多くの損傷を発見した。

インド国の道路橋梁は、建設段階の欠陥や劣化などにより部材の損傷が多く発生し、補修・補強の必要性が高まっています。そこで、主要国道上の橋梁を中心に損傷状態を調査し、同国における補修・補強の需要を把握するプロジェクトを行いました。調査は15m以上の中規模橋梁を対象とし、遠望・近接目視、ハンマーによる打音確認、シュミットハンマーによる強度確認、鉄筋探査などを行いました。その結果、橋桁・橋脚などで相当数の損傷を確認。調査結果を元に、代表的な損傷のある橋梁の補修・補強方法を検討し、同国内の約10万橋に対する需要を推定しました。

腐食により内部の鉄筋が露出した橋脚。
破損した道路を大型車両が走行することも。