プロジェクト
内陸国にとって、空港は諸外国の玄関口として重要なインフラですが、首都ウランバートルの既存空港は安全面で課題が多く、就航率が低い状態です。今後の空港利用者の急増に向け、新ウランバートル国際空港が建設中です。内陸という地理的特性から資材調達等に課題があり、度重なる設計変更や業者入札を経て工事着工にこぎつけました。また、夏は40℃、冬は-40℃の寒暖差がある厳しい気象条件であるとともに、コンクリート舗装などの屋外工事が施工可能な気象条件(気温5℃以上)が確保できる期間は年間70日間を下回ります。限られた工期のなかで効率的に建設を進めるため、コンクリート舗装工事には画期的な大型自動コンクリート打設工法を活用しました。