プロジェクト
2015年、ネパールの首都カトマンズ北西を震源とする地震が発生し、100万人近い生徒の学びの場が失われました。そこで、大地震で特に甚大な被害を受けた6つの郡を対象に、JICAの円借款事業として、274校の小中高学校施設の再建・耐震化を実施。2021年4月にパタン校の完成式典が開催され、同国の首相らが参加しました。国内で2番目に創立された「パタン校の歴史」を守るため、校舎のファサード全般には地震発生前のデザインを踏襲。内部に近代的なデザインを採用することで、伝統と現代が融和する設計に仕上げました。これまでに228校が完成し、来年度中に対象校すべてが完成する予定です。今後も本事業を通し同国の発展に貢献します。