プロジェクト
平成29年9月、東京都新宿区にて日本自治体危機管理学会主催、東京都・河川財団後援オリエンタルコンサルタンツ事務局のシンポジウムが開催されました。テーマは「次の時代の防災対策のあり方について~都市における防災課題を多面的に考える」。近年、頻発する大規模自然災害により、一層の防災対策が必要とされるなか、今後は高齢者や訪日外国人などに配慮した新たな課題が浮上しています。このシンポジウムでは「次の時代」にスポットを当て、都市における防災課題に関する多面的な話題提供を行い、知識を深めました。
第Ⅰ部では、「観光客などに配慮した防災のあり方」など、4つの話題提供がなされました。第Ⅱ部では、中林一樹 明治大学政治経済学研究科特任教授をコーディネーターとし、外国人観光客、高齢者・障害者に対して災害時に配慮すべき点や、地域コミュニティに対する問題など、活発なディスカッションがなされました。