東日本大震災で津波被害を受けた茨城県沿岸部の５つの自治体において、震災からの復興まちづくり計画の作成や、災害に強いまちづくりに向けた地域防災計画の作成を支援しました。
北茨城市では、避難路・高台公園・津波避難タワーなど沿岸部における津波避難施設や、防災公園・災害公営住宅などの整備に加え、津波被害を受けた主要幹線道路の代替交通ネットワークも検討しました。大洗町では観光拠点である海水浴場などを対象に、賑わい創出に向けた平時の利活用計画や新たな集客施設の整備、回遊性向上策などを検討。鹿嶋市では特に被害の大きかった地区の対策として、防災公園・避難路・緊急避難施設の整備を検討しました。高萩市・神栖市では東日本大震災の経験・教訓をふまえ津波避難対策の強化などに重点をおいて地域防災計画を大幅に見直し、災害時の職員行動マニュアルなどを作成しました。